矯正歯科治療は痛い?痛みの原因と対処法について
矯正歯科治療を考えているけれど、「痛いのではないか?」と不安を感じることはありませんか?実際、矯正治療には痛みが伴うことがありますが、その原因や対処法を知ることで、安心して治療に臨むことができます。このページでは、矯正歯科治療中に感じる痛みの原因と、その痛みを和らげるための効果的な対処法について詳しく解説します。
矯正治療は痛みを伴うことがありますが、耐えられないほどの痛みではありません。ほとんどの人は矯正治療の過程で痛みに慣れていきます。特に調整後の2〜3日は痛みを強く感じることが多いですが、その後は少しずつ痛みが和らいでいきます。痛みは一時的なものであり、常に続くわけではありません。
矯正治療中に感じる痛みにはいくつかの原因があります。以下で詳しくご紹介します。
マウスピース矯正では、1日17時間以上装着して歯並びを整えます。通常、歯はしっかりとした骨に支えられているため簡単には動きませんが、継続的な力を加えることで骨が変形し、徐々に歯が動き始めます。特にマウスピースを初めて装着したときや交換したときに痛みを感じやすく、痛みのピークは装着後の2〜3日と言われていますが、1週間ほどで落ち着くことが多いです。
マウスピースの縁が歯茎や頬に当たることで痛みを感じることがあります。長時間当たると出血や炎症、口内炎の原因になることもあるため、痛みを感じたら歯科医院で調整してもらうことをおすすめします。また、マウスピース矯正では、歯に直接取り付けるアタッチメントという突起物を使用することがあります。アタッチメントを付けることにより、マウスピースと歯がしっかり密着し、効果的に歯を動かすことができます。アタッチメントは通常違和感が少ないですが、マウスピースを外す際に引っかかったり、食事中に頬に当たったりして痛みを感じることがあります。
マウスピースの装着時間が短いと歯が元の位置に戻ろうとし、その際に痛みを感じることがあります。マウスピース矯正は1日17時間以上の装着が必要で、これを守らないと十分な効果が得られません。装着時間を守れば痛みを感じることは少なく、治療が順調に進むためにも装着時間を厳守することが重要です。
初めてマウスピースを装着したり、交換したり、顎間ゴムを使用したときは、歯に強い力がかかり、痛みを感じやすくなります。この痛みは通常2~3日で和らぎますが、もし耐えられない場合は、歯科医院へ相談し痛み止めを処方してもらうとよいでしょう。
矯正中は、歯や周囲の組織が敏感になっているため、食事の際に痛みを感じることがあります。特に硬い食べ物や咀嚼回数が多い食べ物は、痛みを引き起こしやすいです。茶碗蒸しなどの卵料理、シチューなどの煮込み料理、麺類、おかゆ、リゾット、ヨーグルトのような柔らかい食べ物を選ぶと良いでしょう。
特に、マウスピースを初めて装着したときや交換したときは、刺激の少ない食事を心掛けてください。前歯が痛む場合は、一口サイズに切って食べるようにしましょう。奥歯が痛む場合も、柔らかい食べ物や煮込み料理を選ぶのがよいです。
マウスピース矯正は1日17時間以上の装着が必要です。痛みがあるからといって長時間外すと、歯が元の位置に戻ってしまうことがあります。これにより、マウスピースの追加や再作成が必要になり、治療期間が延びるだけでなく、追加費用が発生する可能性もあります。治療の効果を最大限に引き出すためにも、装着時間を守りましょう。
矯正中の歯は動いているため、不安定な状態にあります。このため、硬い食べ物や噛みごたえのあるものを避けることが重要です。硬い食べ物や噛みごたえのある食べ物は、余計な力を歯にかけ、痛みを悪化させる可能性があります。痛みを感じるときは、刺激を避けることで、痛みを和らげることができます。ただ、痛みが数日経っても治まらない場合は、我慢せずに歯科医院を受診しましょう。
当院では、安心の日本製で豊富な治療実績を持つ「GIKOアライナー(ギコウアライナー)」をご提供しております。従来のワイヤー矯正は痛みや不快感が伴うことが多く、治療をためらう方も少なくありません。しかし、GIKOアライナーはワイヤー矯正と比べて、目立ちにくく、快適な治療を提供します。GIKOアライナーは厚さ0.5mmという薄いマウスピースを使用しており、装着時の違和感が少なく、日常生活においても快適に過ごせます。また、GIKOアライナーは2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯を動かして歯並びを整えていきます。一つのマウスピースで移動する距離が少ないため、歯にかかる負担が軽減され、痛みが少ないのが特徴です。
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて痛みが少ないと言われていますが、初めてマウスピースを装着したり、交換したり、顎間ゴムを使用した際には、歯が動くことで痛みを感じることがあります。歯は顎の骨にしっかり支えられているため、動かす際には少なからず痛みを伴うのは仕方ありません。
しかし、痛みがあるからといって自己判断でマウスピースを長時間外すと、歯が元の位置に戻ってしまうことがあります。これにより治療が遅れるだけでなく、再度マウスピースの追加が必要になる場合もあります。治療期間中は、必ず装着時間を守り、痛みが続く場合は歯科医院に相談しましょう。
矯正歯科治療をお考えなら、茅ヶ崎市にある「東海岸みなみ歯科クリニック」までお気軽にご相談ください。