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矯正歯科治療中の口臭が気になる?原因と予防法について|茅ヶ崎市の歯医者、東海岸みなみ歯科クリニック

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矯正歯科治療中の口臭が気になる?原因と予防法について

歯並びや噛み合わせの改善を目的とする矯正治療ですが、治療中に口臭が強くなるのではないかと心配される方もいらっしゃるかと思います。実際、矯正治療中はさまざまな原因で口臭が発生しやすくなるため、適切な対策が必要です。今回は、矯正治療中に口臭が強くなる原因とその予防法について詳しく解説します。

歯並びを整えることで口臭予防が期待できる!


まず、歯並びと口臭の関係についてご説明します。歯並びが悪いと、歯磨きが不十分になりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。このような状態では、細菌が繁殖し、口臭の原因となるガスが発生しやすくなります。矯正治療で歯並びを改善することで、口臭の原因を取り除くことが期待できます。

鼻をつまむ女性

矯正歯科治療中は口臭が発生しやすい!


矯正治療は、歯並びや噛み合わせを改善するための治療法ですが、治療中で多くの方が悩むのが口臭です。矯正装置を使用している間は、さまざまな理由で口臭が発生しやすくなります。歯並びが改善されることで、最終的には口臭の軽減できる一方で、治療中に口臭が悪化する可能性もあるのです。

矯正歯科治療中の口臭をチェックする方法


口臭が強くなっていても、自分ではその匂いに気づきにくいです。

ここでは、簡単にできるセルフチェックの方法をご紹介します。

■息を吹き込み確認する

ビニール袋やコップに息を吹き込み、一度密閉してからそのニオイを嗅ぎます。もし臭いを感じたら、口臭がある可能性があります。

■デンタルフロスのニオイを確認する

デンタルフロスを使用した後、そのニオイを確認することで口臭の有無をチェックできます。フロスが臭いと感じたら、口臭の可能性があるので注意が必要です。

■口臭測定器を使ってニオイを確認する

自分の口臭を知るためには、口臭測定器を使うのがおすすめです。専用の機械に息を吹きかけるだけで口臭が数値化され、簡単にチェックできます。数値が基準値を超えている場合、口臭があるということなので気を付けましょう。

矯正歯科治療中の口臭の原因とは?


矯正治療中にどうして口臭が発生しやすくなるのか、その原因をご紹介します。

口の中の乾燥

矯正装置を装着すると、1〜2mm程度の厚みがあるため、口が閉じにくくなります。そのため、無意識に口呼吸になり、お口の中が乾燥して細菌が繁殖することで口臭が発生しやすくなります。

マウスピースを洗えていない

マウスピース矯正では、ワイヤー矯正とは異なり、食事や歯磨きの際に装置を取り外すことができ、お口の中を清潔に保ちやすいです。しかし、マウスピースはプラスチック製で臭いが移りやすいため、正しく洗わないと口臭の原因となります。

マウスピースに細菌が付着する

マウスピースは使用していくうちに細かい傷がつきやすく、その傷に細菌が付着して繁殖することで口臭が発生します。マウスピースは、長期間使用したり、扱いが雑だったりすると劣化しやすいので、取り扱いには十分な注意が必要です。

唾液の自浄作用の低下

唾液には歯垢や食べかすを洗い流す自浄作用がありますが、マウスピースを装着していると、唾液が口全体に行き渡りにくくなります。そのため、マウスピース矯正中は、唾液の口臭予防効果が十分に発揮されにくいです。

矯正歯科治療中の口臭対策方法


矯正治療中は口臭が悪化しやすいことから、その予防が気になるところです。では、どのようにして口臭を抑えればよいのでしょうか?矯正治療中に実践できる口臭予防の方法をご紹介します。

食後の歯磨きを習慣にする

矯正治療中は装置の周りに汚れがたまりやすいため、丁寧なブラッシングが重要です。歯垢が残ると歯石になり、口臭の原因となるので、食後の歯磨きを習慣づけましょう。どうしても歯磨きができない場合は、うがいや水を飲むことで口臭悪化を防ぎます。

歯を磨く女の子

歯間ブラシやデンタルフロスを使う

歯ブラシだけでは取り切れない汚れを、歯間ブラシやデンタルフロスでしっかり落としましょう。特に矯正治療中はお口の中を清潔に保つことが重要なので、歯間ブラシやデンタルフロスを積極的に取り入れましょう。

よく噛んで唾液の分泌を促す

お口の中が乾燥すると口臭が悪化しやすいため、唾液の分泌を増やすことが大切です。食べ物をよく噛むことで唾液を多く出すようにします。また、水分をこまめに補給すると唾液の分泌が促進されます。

マウスピースの丁寧なお手入れ

マウスピースの汚れは口臭の原因になりますので、丁寧にお手入れをしましょう。基本的には水道水で指を使って優しく洗いますが、柔らかめの歯ブラシで磨いたり、専用の洗浄剤を使用したりすることも効果的です。強く擦ったり、硬い歯ブラシを使ったり、熱湯で消毒するのは避けてください。

マウスピースの正しい保管方法を守る

マウスピースは通気性の良い場所で専用のケースに保管しましょう。不衛生な場所や水気が残った状態で保管すると細菌が増殖し、臭いの原因になります。ケースも定期的に洗って清潔を保ちましょう。

歯医者での定期的なメンテナンス

自宅でのケアに加えて、定期的に歯医者でメンテナンスを受けることも口臭予防に効果的です。歯医者でのクリーニングは、歯と歯の間や歯茎、矯正装置の周りの汚れをしっかりと取り除きます。

歯科検診

茅ヶ崎市で矯正歯科治療をお考えなら、東海岸みなみ歯科クリニックへ


矯正治療中の口臭の原因と予防法について解説しました。矯正治療中は口臭が発生しやすくなりますが、適切な対策をとることで予防することができます。

東海岸みなみ歯科クリニックでは、矯正治療中の予防管理や治療後の健康維持のためのメンテナンスまで、トータルでサポートしています。

口臭が気になる方は、ぜひ当院でクリーニングを受けてみてください。

茅ヶ崎市で矯正歯科治療をお考えなら、東海岸みなみ歯科クリニックまでご相談ください。